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舞は年末に実家に帰りお正月の3日の昼過ぎにマンションに帰ってきた。
優香は1人暮らしをしてなく優香がお泊まりに来るのは舞に合わせてくれている。
明日優香がお泊まりに来る為に舞はお部屋掃除をしていた。
悪魔の気配は…廊下やエレベーター前を注意したが、合う事もなく舞は次第に気を抜いてしまった。
駅前で優香を待ちバスに乗りマンションまで恋話で盛り上がっていた。
『河田徹くん見てみたいわ~、明日レンタル屋行こっか』
『あたし昨日行ってきたけど店内に居なくて寂しかった~』
『今時のイケメンで舞の好きなアイドルに似てるんだって?』
『そうなの、あたし基本的に長い髪の人は嫌いなの。河田さんは理想的なステキ男子よ』
『ここまで送ってくれたって?きゃー』
『えへへ…』
『長い髪で悪かったわね』
はっ?後ろから声がする!それもよく聞いた悪魔の、投げやりな…怒ってる?
あたし悪魔に何かした?
した…というより、むしろ避けていたのに!?
サッと振り向き前を向いて優香の手を引いてマンションへと走った。
エレベーターの中で荒い息を整え優香に謝った。
『後少しってところで走らせてごめん』
『良いけど、あのロン毛は舞の何?』
『お隣さんなだけ、関係ない』
優香は何やら考えてるふうだった。
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