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夕食にカレー…舞は料理は出来るが優香とおしゃべりをしながらの支度だった。
『ごめんね、引っ越し手伝えなくて』
『優香は仕事だったもん。気にしないで』
『けどお母さん帰った後大丈夫だった?前のアパートの事もあるし…』
『んー…引っ越したとはいえやっぱり怖い。
けどトラブルを思い出してたら荷物整理進まないし、がんばるしかないかな』
『ここではトラブルなかったの?』
『気にしてたけど何もなくてホッとしてる』
『気づいてたのか、気づかなかったのか。
気づいてたとしたら良いお隣さんだね』
悪魔?それとも、まだ見ぬ301?
『性悪の悪魔だよ』
『えっ?』
けど気づいていたら感謝しなくちゃ。
悪魔は嫌いだけどお菓子でも持って行かなくちゃいけない?
そんな話をしながらカレーやサラダ・スープを完食していた。
レンタル屋に行く前に悪魔へ6個入りのシュークリームを買っていた。
舞のと優香のも忘れずに。
隣はレンタル屋で優香はウズウズしながらあたしがシュークリームを買うのを待っていた。
レンタル屋は冬休みともあり10代らしきお客が多く、ごった返している。
『人多くない?』
『ん、一昨日もこんな感じだった。
こんなに多いと河田さんも忙しいかもしれない。
ゆっくりおしゃべり出来ないかも』
『徹くんに会いに来てるのにね、超寂し~』
『(笑)』
『あっ!河田さん!』
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