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「ウィンドウショッピング+@、イン…」
グッと力をためつつ駅から一歩外に出ると
「京都ぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!」
とあやたかは叫んだ。
「あやたか、近所迷惑だよ?」
あすむは正論を言いつつも少しソワソワしているように見える。
「というか、ウィンドウショッピング+@じゃなくて、仕事人御一行+魔物の方がいいんじゃないか?」
碧羽は“人”を妙に強調して言いつつ斜め後ろを歩く景を見る
「碧羽さん。挑発してるんですか?申し訳ないですが昼間はその挑発に乗りませんよ?」
景はニコニコ笑顔で碧羽に向かって言う。
「碧羽、いつまで根に持ってるんッスか?諦めが悪いッスよ?」
ルイは呆れた顔で碧羽を見る。碧羽はうるせーと不機嫌そうに返す。
「碧羽が不安なのも分かりますが、罰の為に生かされているのならしょうがないですよ」
アキハは碧羽の肩をポンッと叩くと視線をきーちゃんに移す
「この旅行にはおじちゃんも同行してるから心配いらないよ碧羽きゅん」
可愛くウインクをしたきーちゃんはあやたかを見て
「肩車のあすむ御一行だね。仕事人として裏の社会に名前を轟かせてるチームなんだから」
と続けた。
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