第伍話

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  「じゃあ……後輩さんに伝えてよ。 写真は処分した方がいいよ、て。 菩提寺があるならそこか、 自分ちの氏神様を祀ってる神社か…。 持ってければちゃんとやってくれるから」 私がそう言うとAは頷きながら 「わかった。明日伝えるわ。 ねぇ、写真見た私もお祓いとかした方がいいのかな?」 と、不安そうに聞いてきました。 「いや、見た位で影響あるなら、もっととてつもないモノ写ってたと思うよ。大丈夫だって(笑)」 私が笑いながらそう言ったので、Aは安心したようでした。
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