初めての依頼

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母さんが白蛇は葵の身体に住み着いて居ると言ったら、葵は自分の身体の中から声が聞こえてきた。 「葵、俺様との契約は成立した、破った時には葵の純潔を貰うから呉々も忘れるなよ」 何だか嫌な感じ!? (私には家訓があるから、間違っても18歳までは清い身体を保つから心配要らないよ!)と自分自身に言う。 「さあ、葵もう部屋に戻ってお休みしましょう」 助かった…もう真夜中何だから眠いよ、明日は身体測定や健康診断が有るんだから、お風呂に入って寝たい。 時間は夜中の2時を過ぎていた。 葵はお風呂に入り、鏡を見た。 別に変わった処は何も無い、精神を集中した時に髪の毛がシルバーに輝くが、暫くすると元の黒髪に戻るし、今は白蛇は見えない!? 葵は、柳田君の家で白蛇を自分の身体に取り込んだ時を思いだし、身が震えた。 さあパジャマに着替えて早く寝よう。 疲れた… 「お母さん、おやすみなさい」 「葵おやすみ、お疲れ様でしたね」
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