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｢葵おはよう、学校に遅刻するわよ！｣
うん、もう朝なの…もうちょっと眠らせて…
｢何二度寝してるの、早くご飯食べなさい｣
今日は身体測定と健康診断があるんだ、新しい下着を身に付けよう。
葵は鏡の前に立って顔を見つめた！
いつもの眠そうな顔が見えた。
昨晩は遅くまで柳田君の家でお姉さんの金縛りの原因を探り、結果取りついた白蛇は自分の身体に取り込んんだ、今は何も見えないけども私の中に居るんだよな!?
葵は支度を整えて、リビングに入った。
｢お父さん、お母さんおはよー｣
｢葵、おはよう昨晩は良くやったな！偉いぞ｣
お父さんは誉めてくれた。
｢さあ早く食べなさい、遅刻するわよ｣
お母さんは、忙しい。
朝食を済まして、洗面所でもう一度身なりを整えた。
｢行ってきます！｣
学校に着き教室に入ると、高橋みなみちゃんが、声を掛けてきた。
｢葵おはよー、柳田君の家にはいつ行くの!?お姉さんの金縛りの原因を取り払うのよね、一緒に行くから日にちを決めよう｣
みなみちゃんが、葵に言った時、柳田君が教室に入って来てお礼を言った。
｢春日さん、昨晩は姉貴の金縛りを治してもらって嬉しかった、姉貴から春日さんに有り難うと伝えてくれと頼まれました。感謝してます。｣
えっ？もう解決しちゃったの!?早すぎ！
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