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身体測定に健康診断まで受けてから、二人はソフトボール部室に向かった。
「葵ちゃんは、悪いところ無かったの?」
健康診断を終えたみなみから、質問を受けた。
「まだ若いから、何処も悪くないでしょう普通」
「でも最近、腰痛やめまいのする友達が何人か居るよ」
「みなみちゃんは、どうなの?」
私は元気だから、葵ちゃんと一緒だよ。
先生から貰った資料を見ながらソフトボール部室にたどり着いた。
ドアを開けて「失礼します」
中に入るとまだ、誰も居なかった。
「みなみちゃん、まだ先輩達来ていないね、授業終わって無いのかな!?」
部室を見渡すと、少し散らかっていたので、二人で掃除する事にした。
葵はホウキで床を掃いた。
みなみは、道具を片付けていると、先輩達が顔を出した。
「おっ、新入生だな、偉いぞ!」
「先輩、おはようございます。一年の春日葵です、宜しくお願いいたします。」
「おはようございます。高橋みなみです、宜しくお願いいたします。」
「私は福キャプテンの相場久美、宜しく」
「相場先輩、宜しくお願いいたします」
二人は頭を下げた。
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