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先日、彼女が出来た。
大人しくって、可愛らしい子なんだけど、高校が同じだったみたいで、その時から好きだったんだと。
そんなことを言われて振るのもあれだし、彼女というものも居なくて寂しかった俺は、付き合う事にした。
こんな俺のどこがいいのやら、今日のデート中も引っ付いてきて、可愛らしい。
なんかいろいろ吹き飛びそうな事もあったが無事に家に帰る。
ぎりぎりまで居たせいで終電も過ぎ、2人ともまだ車を持っていなかった為、俺の家に来た。
「じゃあ、私がご飯作るよ。ゆっくりしてて?」
彼女の自慢は料理がとても上手い事らしい。
せっかくなので任せてみることにした。
が、なんだか気になる。
冷蔵庫にはそれ程食材も無かったはずだから、出来ることも少ないだろうに、出てこない。
台所を覗く。
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