1人が本棚に入れています
本棚に追加
〔竜崎〕、〔矢木〕、〔市川〕、〔浦部〕と、裏社会の異才・鬼才を打ち破り続ける〔アカギ〕。
福本さん自身、プロも混じった大会で上位に食い込むほどの雀力があるだけに、闘牌だけでも充実した内容です。
当然ご都合主義な展開もありますが、イカサマや演出で魅せるだけの麻雀ものと違い、理屈の通る打ち筋が多いです。
そんな中〔アカギ〕の打ち筋は異様で、敵・味方ともに全く理解ができません。
その際の心理描写が実に巧妙で、これこそが福本作品の真骨頂と言えますね。
後ろで観戦している〔南郷〕や〔安岡〕の
反応で、麻雀を知らなくても読めるようになっています。
現に全く麻雀を知らない弟も新刊が出るのを楽しみにしています(^_^)
最初のコメントを投稿しよう!