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あひるの空

タバコの不始末による部室炎上事件を皮切りに、部員それぞれがリアル？な心の葛藤を繰り返します。

いつも憎まれ口を叩き、嫌悪されていると思っていた顧問が責任を取ろうとしていることを知り、その重圧に押し潰されそうになる〔百春〕。

完敗試合の途中で逃げ出した過去がある〔千秋〕は、醜態を晒すことの恐怖から逃げようとする自分を正当化する弱い心と向き合う。

〔空〕は母の死を機に、自分の足でコートに立つことを決意。心の支えであった母の存在と決別する。

と、漫画ならでは？の葛藤。

また、初心者から始めたメンバーには、より読者のリアルに寄り添う葛藤が訪れます。

できる奴らからの叱咤を素直に受け入れられなかったり。

自分だけ置いていかれるのが怖くて、仲間のミスを内心喜んだり。

常に誰かが悩み、もがいている作品ですね。

アヒルは優雅に泳いでいるように見えても、水面下では足をバタバタと動かしている。

タイトル通りの漫画です。み～んな、もがいているのです。