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ここで切れたのが、何と冷静沈着なキャプテン〔高見〕。
〔桜庭〕をぶん殴り、言葉にならない言葉を残し去っていく。
読者としては、「え、高見さん…?どうしたの?いつも冷静で優しいあなたが…?」的な状況。
禍根を残しつつ、気まずい雰囲気で時は過ぎていく。
ある日のトレーニング後、土砂降りの中ランニングに出ていく〔進〕を見た〔桜庭〕はついに熱い思いをぶち撒ける。
「何でそういう風にできる?」
「17歳で自分に才能ないなんて受け入れられない!」
「俺は勝ちたいんだ!進に!」
「凡人に生まれた男はどうしたらいいんだ!」
これまでの〔桜庭〕に感情移入していれば泣いてしまうこと間違いなしのシーンです。
足を止めるも、何も答えられない〔進〕もまた…(T ^ T)
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