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『吉彰さん…』
『俺と高史さんの口づけで甘い抹茶と梅の味がする』
吉彰は高史の衣服を脱がせ全裸にした。
『……』
『ちょっと待っててください、良いものを持ってきますから』
吉彰はベットからおりリビングに行くとテーブルの上にある抹茶のケーキを掴み寝室に行った。
高史は体を起こし吉彰を誘った。
『お待たせしました、高史さん』
吉彰はケーキを持ったままベットにあがり高史の全裸に抹茶のクリームを塗った。
『吉彰さん、何を』
『決まってるでしょ』
衣服を脱ぎ捨てると吉彰は高史の体をなめはじめた。
『ああ…』
『高史さんの体、甘くて美味しいです』
指についたクリームをなめると吉彰は大事な部分を高史のお尻の穴に入れ体を重ねた。
その後、高史は吉彰に寄り添いながら眠っていた。
『聖子と高史さんの生徒さん達は俺たちのこと認めてくれましたよ…高宗はわからないけど…』
吉彰は高史の頬を撫でた。
『う~ん…』
『高宗に認めてもらいたい』
吉彰は眠っている高史の唇にキスをした。
『……』
唇を離しベットからおりた吉彰は脱ぎ捨てた衣服を持って浴室に行った。
ーラブホテルの部屋ー
体を重ねた高宗と聖子は無言のままベットで倒れていた。
聖子は体を起こし『私と体を重ねたこと忘れてね、私も忘れるから』と言って聖子はベットからおりた。
『俺は忘れない』
『どうして、好きでもない女を抱いたのよ』
聖子は倒れている高宗を見つめた。
高宗は体を起こし真剣な顔で『聖子さえ良かったら俺たち恋人にならないか』と言って聖子を見つめた。
『何を言ってんのよ、冗談はやめて』
『冗談なんて言ってない』
高宗はベットからおり聖子の両肩を掴んだ。
『まだ高史さんのこと好きなんでしょ』
『お前のことがほっとけないんだ、聖子』
高宗は聖子を抱き締めた。
聖子は優しく高宗に抱き締められ涙を流した。
ー次の日の朝、高史の家ー
高史はベットで寝ている吉彰の体を揺らしながら『起きてください、吉彰さん…吉彰さん…』と言い続けた。
『どうしたんですか…』
目を覚ました吉彰は高史を抱き寄せた。
『吉彰さん、学校に遅れます』
高史は吉彰を見つめた。
『店が終わったらここに来ます』
『待ってます』
高史と吉彰は口づけを交わした。
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