甘い初恋

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2人きりになったあきらと勉は衣服を脱ぎ口づけを交わすとベットに倒れ体を重ねた。 道を歩きながら高史が口を開いた。 『お父さんとあきらさん、仲良くなって良かったですね』 『えぇ…』 『どうしたんですか?』 『……』 吉彰は足を止めた。 『吉彰さん?』 高史も足を止め吉彰に顔を向けた。 『あんなかたちで親父達に高史さんを紹介したくなかった…』 『明日、改めて俺をお父さん達に紹介してください…服装もちゃんとスーツを着て…』 『スーツ…持ってないな』 『何枚も持ってるから貸してあげます』 高史は吉彰の手を握った。 吉彰は高史を見つめながら『あなたに触れたい』と言った。 『俺も吉彰さんに触れたい』 『家まで走れますか』 『もちろん』 高史と吉彰は手を握ったまま家まで走って帰った。 ー高史の家ー 家の中に入ると高史と吉彰は玄関先で口づけを交わした。 『こんなところで…』 『我慢が出来ない』 吉彰は高史を押し倒しズボンを脱がせると大事な部分を高史のお尻の穴に入れ体を重ねた。 『ああ…』 『高史さん…』 吉彰は乱れながら喘ぎ声を出す高史を抱き交わった。 その後、疲れている高史と吉彰は玄関先で眠りについた。 それから1時間後、先に目を覚ました吉彰はまだ眠っている高史を抱きかかえ寝室に運んだ。 吉彰は高史をベットに仰向けで寝かせ衣服を脱がせるとパジャマに着替えさせた。 『うう~ん…』 高史は眠ったまま体を動かし吉彰に背を向けた。 『シャワーでも浴びてくるか、服を借りますね』 タンスの中から衣服を取り出すと吉彰は寝室を出ていき浴室に行った。 吉彰は衣服を脱ぎ全裸になると体を洗いながらシャワーを浴びた。 それから暫くして吉彰は濡れた体をタオルで拭き借りた衣服に着替えると浴室を出て寝室に行った。 『あれ?起きてたんだ』 吉彰は体を起こしている高史に近づいた。 『風呂に入ってたんですか』 『うん、服を借りてるよ』 吉彰はベットに座った。 『俺も入ってこようかな』 高史はベットからおりた。 『高史さん』 吉彰は高史の手を掴み引き寄せた。 『せっかく風呂に入ったのに…』 『膝の上に乗って』 高史は吉彰の両肩を掴みながら膝にまたがった。
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