甘い初恋

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『吉彰さん』 『……』 高史のお尻の穴に大事な部分を入れると吉彰は腰を揺らし体を重ねた。 高史は吉彰の愛撫に乱れ喘ぎ声を出した。 『高史さん、俺、いきそうです』 『俺も…』 高史と吉彰は愛撫に乱れ感じると喘ぎ声を出し倒れた。 吉彰は体を起こし高史を見つめると口づけを交わした。 その後、全裸の高史はスーツに着替え吉彰はズボンを整えた。 『店に戻らなくていいんですか?』 『今から戻ります』 吉彰と高史は道具室を出て体育館のドアに近づくと外に出た。 『門まで送ります』 『1人で大丈夫ですから、高史さんは教室に戻ってください』 『本当に大丈夫ですか』 『大丈夫です…学校が終わったら店に来てください』 吉彰は体育館から離れていった。 『……』 高史は急いで教室に戻った。 その頃、教室にいる生徒達は高史と吉彰の話で盛り上がっていた。 その時、ドアが開き高史が入ってきた。 『先生1人ですか、吉彰さんは?』 『店に帰りました』 高史は黒板の前にある机に近づき立ったまま生徒達に目を向けた。 話をしていた生徒達は静になり高史に注目した。 『俺と吉彰さんの為に結婚式をあげてくれてありがとう…良い思い出になったよ…』 高史は嬉し涙を流した。 『何か困ったことがあったら俺達に言えよ』 『…あぁ…』 高史は流れる涙を手で拭いながら答えた。 井上は椅子から立ち上がり高史に近づくと顔をあげさせハンカチで涙を拭った。 『綺麗な顔が台無しですよ』 『綺麗とか言うな』 『授業、出来ますか』 『当たり前だろ、早く席につけ』 『はい』 井上は高史から離れ席についた。 『今日は特別授業をします…今から吉彰さんの店に行きます、皆、行くぞ』 『……』 生徒達は椅子から立ち上がり教室を出ていく高史のあとを追いかけた。 高史は生徒を連れて吉彰の店に向かった。 その頃、吉彰はバイトの女性に詫びをいれ接客を始めた。 『店長、給料よぶんにもらいますからね』 『あぁ、そのつもりだ』 『いらっしゃいませ』 バイトの女性と吉彰は同時にお客様の接客をした。 そこへ生徒達を連れて高史が店の中に入ってきた。 驚いた吉彰は高史に近づき生徒達から高史を離れさせた。
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