甘い初恋

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『今日の高史さんは積極的だ』 吉彰は高史の肌に触れた。 『んん…』 『胸を弄られただけで感じるなんて…』 『ああ…』 再び吉彰に胸を弄られ高史は喘ぎ声を出し潤んだ瞳で吉彰を見つめた。 『そんな顔をされると激しく抱きたくなるじゃないか』 『抱いて…吉彰さん…』 『嫌だと言ってもやめませんよ』 吉彰は高史をうつ伏せで寝かせ腰をあげさせると高史のお尻の穴に大事な部分を入れ体を重ねた。 高史はシーツを掴みながら喘ぎ声を出した。 『ああ…』 『高史さん…』 気持ちよくなった吉彰と高史は激しく体を重ね気を失った。 それから暫くして高史は吉彰に寄り添いながら口を開いた。 『俺、学校を辞めて吉彰さんの店を手伝おうと思ってる』 『どうして学校を辞めるんだ』 『店を手伝いから…吉彰さんの側にいたいんだ…』 『ありがとう、だけど今は駄目だ』 『どうして?』 『学校を辞めるなら、高史さんの生徒達が卒業をしてから辞めればいい』 吉彰は高史の頬に触れながら優しく微笑んだ。 高史は頬に触れている吉彰の手に触れ『わかった』と答えた。 『お腹空いたね、何か食べに行こうか』 『寿司が食べたい、寿司を食べに行こう』 『わかりました…高史さん、先にシャワーを浴びてきてください』 『わかりました』 先にベットからおりた高史は部屋の奥にある浴室に行き中に入った。 その後、吉彰もベットからおりタンスの中から衣服を取り出すと浴室に持っていった。 『高史さん、衣服、カゴの中に入れておきますね』 吉彰は衣服をカゴの中に入れその場を離れようとしたその時、全裸姿の高史が浴室から出てきた。 『……』 『どうしたんですか?』 『いや…何でもありません…』 『吉彰さんはシャワーを浴びないんですか』 高史はタオルで濡れた体を拭きカゴの中にある衣服を取り着替えた。 『浴びますよ』 吉彰は全裸になり浴室の中に入っていった。 吉彰の態度を見て変に思いながら浴室を離れると高史はベットに近づき座った。 『俺が全裸で出てから様子が変だよな…何でだろ?』 高史はベットに座ったまま仰向けで体を倒した。 その頃、吉彰は風呂に浸かりながら火照った顔で全裸姿の高史を思いだし興奮していた。
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