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吉彰の唇が離れると高史は『行ってきます』と言って階段をおり店を出ていった。
その後、吉彰はケーキ屋の開店を始めた。
ー学校の職員室ー
『おはようございます』
『おはようございます、中村先生』
『まさか高史先生が戻ってくるなんて思いませんでしたよ』
『俺もです』
高史はうけもつ生徒達の名簿を見た。
それから暫くして授業が始まるチャイムが鳴った。
席を立ち職員室を出ると高史は1年1組の教室に行った。
そして高史はドアの前で目を閉じ心を落ち着かせると目を開けドアを開くと中に入っていった。
『起立、れい…おはようございます』
生徒達は席を立ち高史に頭を下げると着席の号令で生徒達は席についた。
『皆、おはよう…今日から君達の担任になる杉山高史です、宜しくお願いします』
『宜しくお願いします』
生徒達は高史を見てざわつき始めた。
『授業を始めるから皆、静かにして…』
高史は騒ぐ生徒達に叫んだ。
こうして高史の新たなる教師人生が始まった。
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