3#実は・・・?!

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 ざぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!  一度止んだスコールが、また激しく振りだしてきた。  ドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロドロ・・・  「?!!!」  牝黒ヒョウのアルダの体に、黒い物が大量に流れてきた。  「きゃーーーーーー!!!!!なにこれ!!!!!!!」  アルダの体に付いた黒い物は、  雄黒ヒョウ・・・ではなく、  「と、トラぁ?!?!?!?!」  虎柄の・・・というより完全にどうみてもトラのボルキッズが、  「ごめんねーーー!!体に塗った黒い絵の具が落ちちゃったぁーーーー!!  あ・・・」  ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・  牝黒ヒョウのアルダは、怒りでプルプルと体を震わせた。  「あ・・・あはははは!!ぶちゅーーーーっ!」  トラのボルキッズは、また牝黒ヒョウのアルダに口付けをすると、  ふぅーーーーーーーっ!!  と、息を思いっきり吹き込んだ。  「げほっ!げほっ!げほっ!臭い!息がトラ臭い!!」  「じゃあねーーー!!黒ヒョウちゃんのディープキスさいこーーー!!うひょーーーっはははははははーーーっ!!」  ドドドドドドドドドド!!    トラのボルキッズは、膨れっ面をしてプンプン怒る牝黒ヒョウのアルダに向かってあっかんべーをして走り去っていった。  「こらまてーーーー!!あら?」  にゃーーーん。  「俺の名は、『タンゴ』と申します。お嬢さん、ご一緒に・・・」  「あんた、どう見ても黒い猫でしょ?」  「てへぺろ。」  「あら?あたいって、皆から見てそんなに『せくしー』かしら?うふふん。」  にゃーーーん。  ~豹変(仮)~  ~fin~
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