ﾌﾙﾄﾞﾗｲﾌﾞ ウィンターカップ編

これしかねぇよな！！

審判「DF！プッシング！！鳳岳８番！！
バスケットカウント、ワンスロー！！」

「うおぉぉっ！！やりやがった天稜！！」

「起死回生の４点プレイ！決めれば逆転だ！！」

菊地「………っ！」
(しまった…！)

真神「今のは仕方ない。大事なのはこのあとだ。」

神楽「あぁ、時間はまだある。」

ｽﾊﾟｯ…

「橋本決めた！！天稜、再逆転だ！！」

「って鳳岳！リスタート早い！！」

真神「調子に乗りすぎだぞ天稜。」

夏目「真神！！」

西山「止める！！」

「残り40秒切った！！」

真神「………。」

ﾋﾞｯ…

夏目「パス！？」

西山「くそっ！！」
(しかもまるで攻める気がない！！
時間目一杯使ってくるつもりだ！！)

長井「くそったれがっ！！」
(とにかく、３Ｐだけは防がねぇと！！)

橋本(奴らは気づいているはずだ。主将の限界に。)

西山(おそらくＣ勝負でくる！それが現状の最善だ。)

ﾊﾞｼｯ

真神「………。」

「ショットクロック残り５秒！！」

夏目「っ！！」
(違う！真神がそんな読みやすい、最善の手でくるはずがない！！)

真神「勝つのは鳳岳だ！！」

夏目「しまっ…！！」

ｶﾞｸｯ…