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「な、んだありゃあ…」
思わずポツンと呟いてしまった。すれ違った普通の黒髪の学生も二度見をし、信じられなかったのか三度見した。そうだよなそのジャージ君らの学校のジャージだもんな
さり気なく観察していたらプライスにラミネートを施した先輩が事務所から出てきて奴を見て開口一番
「警察呼ばなきゃ」
と真顔で引き返すものだから僕は必死に「何かしでかしたら通報しましょう!!」と五回ぐらい説得し何とか先輩の暴走を止めた。その間に\イエア!!/と小さなシャウトが聞こえたけど空耳だ、きっと。
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