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「…もう何?朝から叫ばないでよ、うるさいなぁ」
と、綺麗な金色の髪を掻きあげ大きく欠伸をするのは俺の幼なじみ“橘つばさ”
「うるさいなぁ、じゃねえ!!!何でここで寝てんの!?何で上半身裸!?」
「何でって…覚えてないの?」
ジトーとした眼で俺を見てくる幼なじみ。
ま、まさか…俺
こいつを襲……
「あー頭痛い。やーっぱ昨日呑みすぎたなぁ」
…のみすぎた?
あ、そういや昨日…
回想~
PM22:00
「よし、この書類は明日でも間に合うな。寝るか」
ピーンポーン
誰だよ…こんな真夜中に
ガチャリ「やほー、つばさくんだよー?ねぇ、今から呑まない?呑むよね?おっじゃましまーす」
・・・・・・は?
「って、待ちやがれ!!何勝手に入って…!…ってもう呑んでるし!!」
ゴクゴクゴク「っぷはぁ!うまぁ!」
「何で急に…」
「隆ちゃんと呑みたいなって思っただけ。だめ?」
「~~~っ、!だぁーしょうがねぇな!付き合ってやるよ」
*****
「…………………」
「思い出した~?」
俺は再びため息をついた。
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