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世の中のひとがすべて、こういうことを言われたらどう思うだろうか。
「あなたの身に起きたことはすべて、あなたが決めて生まれてきました。
あなたの夫が死ぬことも、あなたがわかって生まれました。
あなたの子が死ぬことも、あなたが決めて生まれました。
あなたが自殺未遂することも、あなたが決めて生まれました。
あなたの子どもが障害をもつことも、あなたが決めて生まれました。
あなたの子どもが暴力被害にあうことも、あなたが決めて生まれました。
あなたが、あの男にだまされてひどいめにあうことも、あなたが決めて生まれました。
あなたが、シングルマザーになることも、あなたが決めて生まれてきました。
…あなたのすべてのつらかったことは、心に残るような傷を抱えて生きたすべては、生まれる前から、あなたが決めて生まれてきたんです」
そういうレベルの話だった。私は何らかの事故で、私の人生はそうなってしまったのだと、どこかで思っていた。哀しい哀しい事故もあったけれど、長い長い歴史にあった大きな苦しみのイベントは、私は了承して生まれてきていた。
父と母に、「こころ」を知らせるためだった。
それを体当たりで知らせるために、すべて、了承したんだそうだ。
、、、誰だって、死にたくなったことあるだろう。
私は中学生のときに一度未遂をやっている。一度だけだ。あれから死にたくても、死のうとは思わなかった。死にたいとは言ったかもしれない。だが、自殺をほのめかすようなもの、ではなかったと思う。あのただ一度だけで、私の命は私のものではない、とさとってしまったのだ。だから、死にたいなと思ってもできなくなってしまったという過去がある。ここが最大のつらいところ、でもないんだけどねwどちらかというと、その後のほうが針のむしろだ。
まぁ、たとえば、それすらも、決めて生まれたんだそうだ。
この「決めて生まれた」は、今書いていて、いまさら大きなショックを受けている。が、受け容れては、いる。
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