2人が本棚に入れています
本棚に追加
鬼姫伝説
よく来たなぁ、翔太。一人でおじいちゃんの家に来てびっくりしたよ。随分、大きくなったなぁ、もう六才になるのか。おじいちゃんは、翔太が遊びに来てくれて嬉しいよ。さあ、お上がり、庭園が見えるお座敷でお菓子を食べようか。
「うん!!」と元気よく返事をした孫を座敷に連れて行き、そこでお菓子を食べ、翔太の学校の話しなどを聞いておしゃべりをして愉しんだ。そこで儂は、そろそろ翔太にこの旧家に伝わる伝説を話そうと思い、翔太に話しかけた。
お前も大きくなった事だし、そろそろおじいちゃんが住んでいるこの家の伝説を教えてやろう。
最初のコメントを投稿しよう!