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暑い日は、涼しい麦茶でもいかが?
大は朱理に、お茶を勧められるがまま、飲んでいた。
お茶はとてもおいしかった!
朱理の淹れたお茶はうまかった!?
「このお茶うまいですね!」
大は褒めたのだが、朱理にスルーされた。
どうやら、大の言い方が朱理のツボらしい!?
必死に笑いをこらえていたのだ!
しかし、世の中は地獄だ!
大と朱理の恋は会社内で無視されていた。
まだマシか!?
大はたまらずに話し出した!
「この会社の魅力は何ですか?」
また、朱理の笑いのツボに入ったようだ!
それを見ていた、大は何を笑っているんだろう?と思った。
遂に朱理が吹き出した!
「だって、あなた面白い!」
えっと、大は思った。
俺が面白い!?
俺がウケている!?
何か喜んでいいのか、複雑な気持ちで大も笑った。
(これでいいのか?俺は何をしているんだ?)
こうなると断然大は朱理を笑わせたいという気持ちが増してきた!
みんなの本音が知りたかった!
大は人気がほしいなと思った。
それから、しばらく大と朱理は歓談を交わした。
とても楽しい時間だった。
二人はしばし、仕事を忘れていた。
「おっと、いけね!?」
大は時間を忘れて話をしていた!
「じゃあ、俺次の営業先あるから、これにて…」
と言った所で、「待って!」と朱理が大を止めた!
「連絡先交換しましょ♪」
仕事のためかと思ったが、朱理はどうやら、個人的に大を気に入ったようだ!
大は、喜ぶべきか薄笑いを浮かべ、ニヤリと笑っていた!
「では、また!」
そうして、大は朱理の会社を後にした…。
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