第1章

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美咲(みさき)は本当にかわいい。 俺と美咲はバイト先のカフェで出会った。俺より半年後から入ってきたのに、彼女は仕事覚えも良く、俺の方が仕事が遅いくらいだ。でも、彼女はいつも俺の仕事を手伝ってくれるんだ。 本当にいい子でこんな俺なんかに釣り合うわけがないんだが、一ヶ月前思い切って告白したんだ。そしたら彼女は笑顔で「私も裕樹(ゆうき)さんのことが好きでした」って言ってくれた。正直信じられない。 今まで女の子と付き合ったこと無いわけじゃないけど、美咲は特別なんだ。なんというか、俺の好みのど真ん中。今までの女たちとは違って俺の好きなことは何でも理解してくれるし、俺の好みに合わせてくれるんだ。
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