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ん?今魔法使った気配がしたんだが
天使どもがなにかしたか?
まぁそれほど大きい力を使った感じもしなかったし問題ないだろ
よし、七時ジャストだな
悠妃は...、来てるな
「じゃあ行くか」
「うん!あ、ところでどこ行くの?」
言ってなかったっけ?
「街にでも出て買い物したいんだ、もう少ししたら新歓があるだろ?それのパーティー用にな」
この学校には毎年1年生の歓迎会みたいなもので2日間、前夜祭と後夜祭にわけて催しがある
毎回後夜祭はパーティーで前夜祭は生徒会が決めることになっている
「あ、そっか!新歓があったんだ~wじゃあ俺も何か買わないとー!w」
忘れてたのか
「悠妃」
ん?
「へ?あー、副会長!どーしてここに?」
つけられたのか?アホだな
「いえ、ただ明日まではちゃんと平日のはずなのに朝早くから私服で出掛ける生徒会長を見つければ何があるのかと気になって跡をつけようと思うのは必然のことと思いますが、如何でしょう?」
.........
「マ、マシンガントーク...w」
うん、乙かれだな悠妃
しかもしっかり生徒会長を強調する腹黒っぷりだ
しかしアレだな
王道なら、腹黒が副会長なんだから会長が俺様でもよくないか?
なぜこんなチャラ男擬きになったんだか
「ねぇ蒼、今俺に失礼なこと考えなかった?w」
...鋭いな
「なんのことだか」
知らんぷりだ
「もー!あからさまに顔そらさないでよー!!」
無視無視
それより、先に行くか...時間が潰れる
「あ、待って!副会長、俺今から新歓の買い出し行ってくるから!てことで今日1日学校よろしく!」
「え!?ちょ、仕事は!?」
「もう終わった!俺の机の上にあるから、理事ちょーに提出しといて!!...蒼待ってー!!」
さぁ、バイクバイク...っと、あった
「蒼~...って、え!?バイク!?どこにあったの!?」
何処ってここだが?
「普通に置いておいたぞ?」
まぁ所謂透明マントというヤツを被せていたがな
「...ここ、どこか分かってる?」
ん?あぁ、数歩先は地面がないな
だが問題ない、この透明マントは被せると質量保存の法則無視してその場に浮くからな
たとえ地震が来て足元が崩れてもバイクはその場に浮いている
だからなくなる心配もない!
なんて便利アイテム!
内緒だがな
「崖だが何か?」
「.........」
物凄く真面目な顔して言ってやったら黙った
はんっ、勝った
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