第1章 るんるんほたるん

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「はあ、友達の家って言ったって・・・。」 外は激しい雷雨でとても外出などできない。 だからこそ困っているのだ。 きっと母親のいるトーキョーはこことは違うのだろう。 私は失意にうなだれながら階段を上り、自室へと帰った。 「この雨が止んだら、先輩の家に泊めさせてもらおう。」 そう決めた私は一時的に緊張感が解け、またいつの間にか夢へと落ちていた・・・。
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