序章

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「お願いだ!!!!!か、金ならいくらでも払う!!!!!!だ、だから助けてくれ!!!!!!!!!!」 目の前にいる醜い男の名は、ジェーン=ハート。 今回、暗殺のターゲットになった男だ。 こいつの罪は、幼き少女達の人身売買。そして、麻薬取引。 2年ほど前からやっており、今日終止符が打たれる。 俺の手によって。 「助けてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 こんな奴のために、幼き少女達が何人も命を落とした。 こんなクズのために。 「お、おい!!警備のものは居らんのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 固定電話を取り、警備ルームへとかけているようだ。 自分の立場も知らずに。 『あんたは、いると思うか?』 「っ!!!!!!お願いだ!!!!助けてくれ!!!!!!!」 俺はやつの額に、銃口を向ける。 『神様なんてよ・・・』 バンッ!!!!! 『あ、俺だ。今終わったから迎えに来てくれ。』 ピッ。 その小さい姿は、夜の街へと姿を残さず、消えていった。
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