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「最後まで、かっこ悪いよな、、オレ。」
「かっこよかったよ。ほんとに。。
キャプテンやってる裕太、カッコよかった。」
「だめだめなのな、、、。」
「もう、引退なんだよね、、。早い。
裕太は、サッカーやめるの?」
「高校、、?」
「うん。私、裕太のマネージャーになれてよかったよ、。
だから、
もう出来ないっていうのは淋しい。」
裕太が泣いてる。
「高校で、サッカーやる勇気がないよ、、、。」
「勇気?」
「俺のせいで勝てなかったんだ。。。
サッカーなんか出来ないよ。」
「、、、ばっかじゃないの?
なにが勇気がないよ?しんじらんない。
あんたが今日PKはずしてあんたを攻めてる人なんて居なかった。
それは、、
あんたがどれだけ努力したか、
どれだけ苦労したか、みんな分かってるからだよ!
その、みんなの信頼を無視するの?」
「ヒナ、、、。」
「ごめんね。ちょっとスイッチ入っちゃった。
でも、言ったことは本気だよ、、。
帰るね、、。おやすみ。」
「待って。」
裕太が、私の手をつかんでとめた。
「何?」
「ヒナ、俺、、。
サッカーやめないよ。
サッカーのおかげで身についたことや、
友達だって出来た。」
「、、、。」
「それに、ヒナはいつも練習に付き合ってくれた。」
「、、、うん。頑張ってきたよね。」
「楽しかったんだ。」
裕太は、サッカーをやめないといってくれた。
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