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PROLOGUE ～ハジマリ～
冬が過ぎ、少し暖かいけど肌寒い。高校の第一志望に合格した僕、加賀美敦司は中学を無事卒業し、今は春休みでまったりライフを送っている。
友達と遊んだり、カラオケに行ったりなどはしていない。それどころかそんな友達はいない。友達がいないということはないが中学の時は喋ったりするのは特定の人のみ。別にもっと友達がほしいって言ってるワケじゃないけど…
もうすぐ高校に入学するから気分を変えて"高校デビュー"ってこともしたくない。どーせ僕がそんな事をしても人気者になるどころかクラスで浮いてしまうだろう。
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