178人が本棚に入れています
本棚に追加
/343ページ
お母さんや島のみんなの反対を押し切り俺は集会場を出た
炭坑への道は立花さんが教えてくれた
誰もいない島…
なんて薄気味悪いんだ…
俺は恐怖心を捨て一心に炭坑を目指し歩き続けた
山へ入ると木々に囲まれた道がさらに薄気味悪く感じる
数時間歩いているうちに今まで起きた全てのことを考えていた
数時間…
やっと立花さんが言っていた炭坑へついた
錆付いた線路…
その先を目で追って行くと真っ暗な洞窟がある
あそこにすみこがいるのだろうか
最初のコメントを投稿しよう!