第1章

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俺は永月雪久(ながつきゆきひさ)柳条高校に通う高校二年生だ。 突然だけど、俺には恋人がいる! まあ、こんな事を急に暴露したら引っ込めとか爆発しろとか言われるだろうね だけど、相手は俺とは対極的な性格してて何事にも厳しくて皆には厳しくて自分にはもっと厳しい人なんだ。そしてめちゃくちゃ可愛い 「何してるの雪?早く帰ろうよ」 「ああ、玲夏待ってって!」 学校では色々厳しくて皆は恐れてるけど本当は人一倍可愛げがあって女子力が高い。これは幼なじみの俺しか知らない玲夏のもう一つの顔 「雪はさ、優しいよね」 「なんだよ、いきなり」 「だっていつも厳しくあたってるのに優しくしてくれるから」 「当たり前だろ?玲夏が一人なら俺はいつでもそばにいる、玲夏が危なくなったらすぐに助けにいくよ」 「雪は変わらないね、昔からさ」 変わらない、、か 変わらない訳ないよ今、こうやって恋人同士になるまでに変わっちゃったんだから 「玲夏、確かに変わらないかもしれないけど一番変わった所があるよ」 「え?ど、どこ!?私なにか変わっちゃったのかな?」 「違うよ。変わったのは俺の方だよ」 「雪のどこが変わったの?」 「俺にはさ、自信が無かった。何に対しても不安ばっかりで毎日毎日、1日1日が怖かった。だけどあの時の玲夏の言葉で変われたんだ」 「雪は私の中ではずっと変わらないよ!優しい所やかっこいい所もそういう所だって分かってるから!伊達に何年も幼なじみやってないんだから!」 「ははは、そうやって必死な玲夏の好きだよ」 「私はいつもそばに居てくれる雪久が大好きだよ!」 これは対極的だった俺と彼女の恋のお話
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