第2章

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『ほんと、楓さまさまですよ。それにしても今日も、すばる先輩素敵すぎるー。』 『そう言われるとダッシュしたかいがあるよ。そうねー、でもあたしは蒼先輩のあのメガネかけた知的な感じ?そっちのほうが素敵~』 蒼先輩は、外見だけでなく成績も学年トップを争うくらいの頭脳の持ち主。 『んー、ドSっぽいよね』 メガネの奥の薄く開いた瞳で捕らわれたら、もう身体が動かなくなりそうなくらいの勢い。 『いいじゃんー。知的でドSなんて!最高だよ』 何妄想してるんだろ楓ったら…
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