第1章

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この先学校をどうしようだとか、しかるべき断罪からどう逃れようとかを考える想像力はもはやなかった。 そのようなことが些事に思えるほど、疲弊しきっていたのだ。 おもむろに瞼を閉じると、ふわり、ふわりとした、風呂で眠りに落ちる直前のようなあの感覚がやってくる……。
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