第1章

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「悪いことをすると、お化けに連れていかれるんだよ!」 親が聞き分けのない子供にするような、可愛げを含んだ恫喝。 高校生にもなって同級生を相手にこんなことを言う、君の感性が愛おしい。 「そんなもの、いるわけないよ」 僕の正論は無垢な瞳を一笑に付す。
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