雨が降りやんでも~夏夜のおとぎ話~
2/25
読書設定
目次
前へ
/
25ページ
次へ
あたしはキラ。 ずっと腕を捜している。 腕以外のことは何も憶えていない。 憶えているのは潰されそうなくらいに抱いてくれた腕。 あたしはその腕を“ママ”と名づけた。 どうしてママを捜しているのか。 その自分の気持ちの意味さえわからない。 もう老いたあたしはママを恋しがる年でもないのに。
/
25ページ
最初のコメントを投稿しよう!
120人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
256(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!