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嘩じゃないけど何か気まずいだろうから帰ったら連絡するか彼の家に遊びに行ってあげなよ。」
「分かった…。」
確かにあの時はわけがわからなくなって何も話さず家を出て来て秋勝を悪者扱いしちゃったかもしれない…
望はニコッと笑った厚い唇が上に上がった
「そんな落ち込まないで、ちょっと私も言い過ぎちゃった…。
さー!スイーツでも食べよう!」
お互い一つずつケーキをオーダーした
「毎日彼の家に行ってるの?」
「うん。」
「すごいねー。何してんのー?家では?」
「えーと、」
毎晩やってるわけでは無いが流石にアレをやっているとは言えなかった
「2人で呑んでお話ししたりたまに一緒に晩御飯食べたりとかかなー。」
「いいなー。そういうの!私には男友達すらいないもん!」
望はスタイルも良くて明るくて顔はモデルさんみたいに綺麗なのにあまり男と関係が無い
「望くらい美人ならいつか彼くらいできるよ。」
「またまたー。理沙も可愛いよ!」
「…ありがとう。」
「フフフ」
「アハハハ!」
なんてケラケラ笑いながらあっと会う間に時間は過ぎて行った
「じゃっ!頑張ってね!」
駅前で望と別れた
大分日が暮れてきた
「日縮んだかな…」
この後どこへ向かうかはもう決まっていた
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