二章 異世界に来ちゃいました

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相変わらずな眩しさの光を浴びた後、魔方陣の中心に新なモンスターを生み出した。 ボアゴーレム ランク D 名前にはゴーレムと付いているが、岩のモンスターではない。筋肉質で岩みたいに頑丈なので、ゴーレムと付いている。 ほれみろ、超絶イカツイモンスターが現れたよ。筋骨隆々で、ライザッ??にかよったかのような逞しさだ。 「由紀……なんというか……強そうな奴生まれたな…」 と、沈んでいるであろう由紀へと声をかけると、 「キャーッ!!かっこいい」 とムンクもビックリな叫びかたで喜んでいる。由紀がいいなら……それでいいんだ。 意外と天然な由紀にビックリしつつ、傾く夕日を背に、街に入っていく。 街というより村だ。 コルト村 という看板を通り過ぎて、村に入る。 宿屋を探しているとすぐに見つかった。 宿屋に入ると優しそうな奥さんが出迎えてくれる。 「いらっしゃい!2名様かい?部屋は一つしかないけどそれでもいいかい?」 なんですと? これはラブコメも期待しても… と変な妄想を膨らませる。 「あっそれで大丈夫です。野宿は嫌なもので」 と、由紀が言うと、 「そうかいそうかい。野宿は何かと物騒だからね。1人銅貨3枚だから、お二人さんで6枚だね。お風呂は部屋にあるから、シェアしておくれ」 「ありがとうございます」 とお礼をして、部屋に入る。
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