二章 異世界に来ちゃいました

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俺が目を覚ますと、あたり一面草原が広がっていた。 俺の隣には、さっきの空間にいた子供が横たわっている。 少し体を揺すってみると、すぐ目を覚ましたみたいだ。 「あれ?私異世界に飛ばされて………それでどうなったの?」 「俺たちは無事に異世界についたみたいだ 。とりあえず自己紹介…俺の名前は、 大門 透 だいもんとおる 20歳 だ。よろしく」 ハッとして、子供も自己紹介を始める。 「あっ!私は風野 由紀 かぜのゆき20歳です。同じ年ですね……エヘヘ」 と可愛らしく言う。 おいおい……俺とタメなのかよ…てっきり中坊くらいだと思ったぜ。 どこぞのロリだよと見つめていると、 「あの、えっと……そんなに見つめられると……照れちゃいます」 モジモジしながらしどろもどろになる。 なんていうのかな……妹?ができたみたいだな。 「そういえば由紀ちゃん。神から何か能力は貰った?」 「あっ!私はどうせなんで、透君と一緒にしてもらっちゃった。それと、私の名前は呼び捨てでよんでね。歳も一緒だから」 ということで、二人で旅に出ることにしました。何故か、神の良心?で、飲食物・金・薬草などのアイテムはもたせてくれるようだ。
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