二章 異世界に来ちゃいました

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空間魔法?で出来た荷袋のおかげで、持てるアイテムの上限はないみたい。 荷袋の中身を探っていると、手紙のようなものが出てきた。 早速読んでみると、 《この手紙を読んでいるという事は、転送できたみたいだね!正直成功するかわからなかったから安心した。以下略》 的な事が書いてあった。 失敗する可能性もあるのかよと、心の中で突っ込みながら大事なことだけをメモしてみる。 ・自分が異世界人という事は隠すべし ・荷袋に入ってる指輪をつけるべし これは魔物を仲間にする時に使うんだって ・マップも入れてるから使うべし ・貴族でもなんでも、ムカついたならいたぶってよし 死なない程度でね ・あとは楽しむべし そんな感じな事が書いてあった。 由紀と俺の荷袋から、指輪を取り出して二人で装着する。 すると、主人を認証しましたと無機質な声が頭に響いた。
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