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紫雲と澪の目が合う
「「.........」」 ボンッ
澪の顔が見る見るうちに真っ赤になり、爆発したようになる
「なっ、な、なんで、しーくんがいるの?!?
えっ、え?どうして電柱の裏なんかに?ていうか、もしかしてさっきまでの見てたりした?」
「あー、まてまて、落ち着いて、大丈夫だから、僕は今通りかかっただけだから、み..雪意(せつい)さんはどうしてこんなとこに?雪意さんは生徒会役員なんでしょ、だったら今日は校門前で挨拶運動とかしてないといけないんじゃない?」
(関わるとめんどくさいな、今あったことにして、さっさと学校に行こう)
紫雲はニコニコとした営業スマイルで話しかける
「んっ?あ、あ~えっとね、そこに仔猫ちゃんたちが捨てられてたの。
ゆるせないよね!こんな可愛い猫ちゃんたちを見捨てるなんて!!
でねでね、少しかまってあげてたの、生徒会の仕事については、会長にちゃんと連絡しておいたから大丈夫なんだよ」
(猫ちゃんたちにデレデレになってたのは見られてないのかな?
てかてか、しーくんと久々に会えたー!やったー、うれしいなうれしいな。
どうしよ、一緒に登校できるか誘ってみようかな、、あっ、でも仔猫ちゃんたちはどうしよう...)
「そう、それはひどいことをする奴もいたもんだね、それじゃあ僕は学校に行くから」
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