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…部活してるのかな?
ガッカリする気持ちが湧いてくるのに驚いた。
何でだろう…
少し話しただけなのに、こんな気持ちになるなんて…
自分のことなのによく分からない。
校門を出て重い足取りで歩いていると、
「よっ!」
「キャッ!!」
急に肩を叩かれ心臓が飛び上がった。
胸を押さえながら見上げると、高村くんが笑っていた。
「あはは、驚きすぎだろ?」
誰のせいなのよ。
ちょっぴりムカついて睨んだ。
「突然肩を叩かれたら、誰でも驚くよ。」
「俺だって同じ方向に帰るの分かってるだろ?
待ってくれてもいいだろ?」
口を尖らす高村くんに、呆れてしまう。
この人、何言ってるんだろ!?
今日初めて話して、クラスも聞いてないし部活してるかさえ知らないのに、待ってるわけないでしょ?
それに…
今日話したばかりで、待つような仲じゃないし…
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