二章

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「それと、 誰だ?」  「久我、 澪さんですね」  ______久我  「おい!? 例の奴の他に、 なんで久我が栖にやってくんだ。 あの御方とは反りがあわねぇんじゃねぇのかよ」  凄まないで下さいよ______「あの御方は構わないと仰っているそうですよ」  「勘弁してくれよ」ツムラはまだ新品のヘッドマウンドディスプレイを乱暴に脱ぎ捨てると、 衝動に任せてタバコを吸った。
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