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あの時腰を痛めていた女性救護兵はその後暫くしてから産休に入った。 つまり、あの時は僕にそういう行為をしたからと言うのが恥ずかしかったのだろう。 そして、今、僕の目の前にいるこの男。 こいつもあの時の救護兵と同じ部位を痛め、同じように頬を染め、同じように曖昧な返事をしてきた。 …いやいやいやいや こいつは男だぞ。 いや、でも… 僕は確証が欲しくなり、当たり障りのないように彼に聞くことにした。 「楽しかったか?」 「ハァ!?!?た、楽しかったか!?!?」 ロクドは先程とは比べ物にならないくらい真っ赤になって動揺した。 ビンゴじゃないか… もう…この後どう会話を続ければいいんだろうか… 僕は迷いに迷った挙げ句、気の利いた事を言ってやろうという結論に至った。 「異性との性行為より男性同士の方が性感染症になりやすいらしい。男性同士でも避妊具をつけた方が良いらしいぞ。」 「なんで!!!!!お前は!!!!!真顔でそんなことサラッというんだよ!!!!!馬鹿!!!!!」 おわれ
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