第1章
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無表情で回れ右をした彼女は、インターン歓迎会場へと戻って行った。 彼女の中東系の美貌とあまりにキレのあるターンに、僕は神殿の彫刻が目の前でぐるりと反転したかのような奇妙な感覚に陥る。 彼女は僕が奢ったコーヒーのカップをゴミ箱に落とすと、賑わいの輪の中に消えていった。 なんて分かりやすい子なんだ。 僕は半ば感心していた。 凄いな、、、 通りかかった同僚がギョッとした顔で僕を見た。
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