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そう言い終えると、不機嫌そうに横になった。
その表情は悔しそうな悲しそうな、
深い影のある表情だった。
何が起こったか分からず、
でもそれが終わったのがわかった私は、カーテンを占めた。
もう彼の表情は見えない。
それから彼に背を向けて、蹲った。
「何か変なこと言ってなかった?」
彼のその言葉に「ううん」と否定した。
それから「なんで」と聞いた。
彼は笑って、教えてはくれなかった。
それからも彼とは付き合いを続けている。
でも以前の彼ではもうなかった。
友達以上、恋人未満。
そんな中途半端な場所に、私の彼は移った。
彼の優しさの裏側を垣間見たような気がした。
光の影には闇がある。昼と夜のように。
努努、ご注意を。
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