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たまたま、見つけた彼は何を考えているのか立ち止まっていた。しかし、それは…まだ戦場を知らないならではの悩みある顔だった。
そこで声をかけ、言葉を交わせば…訓練をしないかと誘われた。
それに答えるように武器を出せば、周りに見物人がたかる。
彼のは見た限りサーベル。
そんな彼が私の武器を見て訪ねてきた。
「その武器、なんだ…ですか?」
「猫鞭と言います。鞭数は星のかず」
そんな鞭に水をかけていく。
「水?」
「この…猫鞭は塩などを溶かした水に本来は浸けてから使用するものなのですよ」
それをやれば周りにいた一人が声を上げた。
「ジェームズ!気を付けろ!
それは、猫鞭は…武器は武器でも
拷問に使われてた武器だ!」
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