約款にご用心

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 もう、考える事に疲れた三人は、完全に桃太郎の奴隷と化していた。  ただただ、目的地を目指して歩き、鬼ヶ島へ着いた。  ここで、最後の決戦となる。  桃太郎は、吉備団子を山積みにすると、三人に言う。 「さあ、腹が減っては戦はできぬ。婆さんに徹夜で作らせた吉備団子で腹ごしらえをするのだ」  三人は、目の前の吉備団子を見て、怒りが沸沸沸沸沸沸沸沸と涌いていた。  そして、雉子は、吉備団子を頬張りながら怒鳴っていた。 「鬼を片付けたら、お前の番だぞ!」  
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