3人が本棚に入れています
本棚に追加
もう、考える事に疲れた三人は、完全に桃太郎の奴隷と化していた。
ただただ、目的地を目指して歩き、鬼ヶ島へ着いた。
ここで、最後の決戦となる。
桃太郎は、吉備団子を山積みにすると、三人に言う。
「さあ、腹が減っては戦はできぬ。婆さんに徹夜で作らせた吉備団子で腹ごしらえをするのだ」
三人は、目の前の吉備団子を見て、怒りが沸沸沸沸沸沸沸沸と涌いていた。
そして、雉子は、吉備団子を頬張りながら怒鳴っていた。
「鬼を片付けたら、お前の番だぞ!」
最初のコメントを投稿しよう!