第2章~始めての合コン~

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飲み物が運ばれて、乾杯をして自己紹介を順番にしていった。 だけど、俺は緊張で女の子の名前など覚える暇もなかった。 焦ってビールを一気のみすると目頭がクーッときた。 ビールなんてちっさい頃親父の飲んでいるのの泡を食べたくらいだ。 大丈夫かよ、俺…。 だけど、アルコールが入ってテンション上がってきた!! 皆歌ったりして盛り上がってるし、俺も何か歌っちゃおうかな~。 検索くんで歌を選んでいると隣に女の子が座ってきた。 『譲くんってどんな曲聴くの?』 ピタリと座るこの子は…名前なんだっけかな?? 「えっと…」 『七海。』 「え?」 『ななみだよ。私の名前聞いてなかったんでしょ。』 そう言って七海はニッコリ笑った。
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