第2章~始めての合コン~

10/18
前へ
/235ページ
次へ
聞いてなかったわけじゃない。 緊張でそれどころじゃなかっただけだ。 『ねぇ、譲くん何聴くの?』 再び七海は聞いてきた。 「俺は…言っても分かんないと思うよ。」 その通り。 アニソン聴く女の子ってもっとこう… 『言ってみなきゃ分からないのは当然だね!』 そう言って検索くんを覗き込んで来た。 やめろよ…! 乳が当たってるじゃないか…! つか、隙間から見えそう何ですけど。 女に免疫のない俺はそれだけで下の俺が反応してきてしまった。 「ちょっ…俺トイレ行ってくるわ。」 そう言って席を外した。
/235ページ

最初のコメントを投稿しよう!

59人が本棚に入れています
本棚に追加